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麹町(読み)こうじまち

百科事典マイペディアの解説

麹町【こうじまち】

東京都千代田区の町名。古名は国府方(こうかた)。江戸時代初期より甲州街道沿いに半蔵門から四谷見付まで商店街をなしていた。現在は高級住宅地で,外国公館,会館などが多く,西端にイグナチオ教会がある。広義には旧麹町区をさし,丸の内,皇居を含んだが,1947年神田区と合併,千代田区となった。
→関連項目元禄の大火

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

麹町
こうじまち

東京都千代田区西部、半蔵門(はんぞうもん)から四谷(よつや)に至る新宿通り(国道20号)を中心とする地区。旧麹町区(1878~1947)で千代田区の南西半部を占めた。現在は一部の地区名となっている。東京メトロ有楽町(ゆうらくちょう)線、同半蔵門線が通る。地名の由来は、武蔵(むさし)府中への国府路(こうじ)(国府方)、また麹屋があったこと、小路(こうじ)の多い町などの諸説がある。麹町台地(山手(やまのて)台地)にあり、江戸時代は甲州街道筋の町屋を除いて武家屋敷地であった。明治以後は旧麹町区は高級住宅地として発展し、現在も一番から六番町までの地区には広い屋敷地の住宅や大使館が多い。甲州街道筋の現麹町地区はビル街を形成し、金融、商業、事務、飲食業などに利用されている。西端に聖イグナチオ教会があり、中央に鉄道弘済(こうさい)会館、参議院議員宿舎、東端に半蔵門メディアセンター(旧東條会館)がある。[沢田 清]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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