麻布東福寺門前(読み)あざぶとうふくじもんぜん

日本歴史地名大系 「麻布東福寺門前」の解説

麻布東福寺門前
あざぶとうふくじもんぜん

[現在地名]港区南麻布みなみあざぶ三丁目

新堀しんぼり(古川)への傾斜面にある薬園やくえん坂東側に沿う門前町屋。片側町で、北と南は麻布本村あざぶほんむら町、東が東福寺境内、西は薬園坂を隔てて常陸土浦藩(大坂城代)土屋家下屋敷。延享二年(一七四五)境内一千八六四坪のうちに町屋を願出て翌年許可、同年四月に町奉行支配となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android