裏門(読み)ウラモン

デジタル大辞泉 「裏門」の意味・読み・例文・類語

うら‐もん【裏門】

屋敷・邸宅などの裏手にある門。後門。⇔表門
[類語]もんかど正門表門ゲートアーチ通用門楼門城門山門大手門から冠木かぶき上げ土門凱旋門背戸鳥居

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精選版 日本国語大辞典 「裏門」の意味・読み・例文・類語

うら‐もん【裏門】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 屋敷や寺社などの裏の方にある門。⇔表門
    1. [初出の実例]「裏門より退出し、越後をさして落ち行きけり」(出典:羽尾記(1669頃か))
  3. 表面に出ない事情裏面内情
    1. [初出の実例]「三従(じう)に裏門のある沖の石」(出典:雑俳・冬木立(1731))
  4. 肛門をいう。転じて、男色。⇔表門
    1. [初出の実例]「老若男女のわかちなく彼裏門(うらもン)を念がけます」(出典:浄瑠璃伽羅先代萩(1785)五)

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