麻生清(読み)アソウ キヨシ

20世紀日本人名事典 「麻生清」の解説

麻生 清
アソウ キヨシ

昭和期の生化学者 東北大学教授。



生年
明治38(1905)年7月13日

没年
昭和38(1963)年1月28日

出生地
富山県

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部農芸化学科〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
農学博士〔昭和16年〕

主な受賞名〔年〕
日本農学賞〔昭和34年〕「非発酵性糖に関する研究

経歴
東京帝大副手、理研科学研究所員となり昭和16年「炭水化物アンモニウム塩とよりβオキシ―ピリジン類の生成」で農学博士。24年東北大学教授となり、理研醱酵工業取締役を兼務。34年柴崎一雄らと共同研究の「非発酵性糖に関する研究」で日本農学賞を受賞した。糖類、フラン核からピリジン核の合成に関する研究などで業績をあげた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「麻生清」の解説

麻生清 あそう-きよし

1905-1963 昭和時代の農芸化学者。
明治38年7月13日生まれ。理化学研究所所員をへて,昭和24年東北大教授となり,のち理研醗酵工業取締役を兼務した。34年「非発酵性糖に関する研究」(共同研究)で日本農学賞。昭和38年1月28日死去。57歳。富山県出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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