麻良布神社(読み)まてらふじんじや

日本歴史地名大系 「麻良布神社」の解説

良布神社
まてらふじんじや

[現在地名]杷木町志波

筑後川を南に望む麻底良まてら(二九四・九メートル)頂上に鎮座する神社。祭神伊弉諾尊。旧郷社。「延喜式」神名帳にみえる筑前国上座かみつあさくら郡小社一座の「良布マテラフノ神社」は当社に比定される。「三代実録」によれば元慶元年(八七七)九月二五日に「真天良布神」が従五位下から従五位上に叙せられ(ただし同三年九月二七日条に重出記事がみえる)、さらに同四年六月三日には正五位上を授けられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む