黄水晶(読み)キズイショウ

デジタル大辞泉 「黄水晶」の意味・読み・例文・類語

き‐ずいしょう〔‐ズイシヤウ〕【黄水晶】

淡黄色で透明な水晶。黄色は結晶中に不純物として鉄を含むことによる。宝石代用印材利用シトリン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「黄水晶」の意味・読み・例文・類語

き‐ずいしょう‥ズイシャウ【黄水晶】

  1. 〘 名詞 〙 黄色で透明の水晶。ブラジルに多く産する。黄玉石の代用品として、印材や装飾などに用いられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「黄水晶」の意味・わかりやすい解説

黄水晶
きずいしょう

水晶

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の黄水晶の言及

【シトリン】より

…黄水晶のこと。黄色透明で,この名はかんきつ類のシトロンの色に似ることに由来する。…

【水晶】より

…【津末 昭生】
[宝石]
 単に水晶といえば無色透明なものをいい,ときに区別のため特に白水晶という。色のついたものは黄水晶(シトリン),茶水晶(スモーキー・クォーツ),紫水晶(アメシスト)など別の名称で呼ばれ,宝石として使われる。水晶の結晶中にルチルや電気石(トルマリン)の針状結晶が内包されているものは針入り水晶といい,緑色の緑泥石や角セン石などが内包されるときは,草状に見えるところから草入り水晶と呼ばれる。…

※「黄水晶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android