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黄熟香 おうじゅくこう

大辞林 第三版の解説

おうじゅくこう【黄熟香】

香木の名。正倉院蔵の蘭奢待らんじやたいはこの香木という。こうじゅくこう。

こうじゅくこう【黄熟香】

出典|三省堂大辞林 第三版について | 情報

世界大百科事典内の黄熟香の言及

【香木】より

…奈良時代は将来された香木は〈異なるもの〉として珍重され,朝廷に献納され,その専有に帰した。《正倉院御物棚別目録》《法隆寺資財帳》《東大寺献物帳》等には,黄熟香(おうじゆくこう),全桟香(ぜんせんこう),沈香(じんこう),沈水香などの名で,香木が麝香(じやこう),コショウ,桂心等の香料とともに香薬として記載されており,また正倉院には黄熟香,全桟香,沈香のほか薫陸香(くんろくこう)(乳香),丁香(丁字花),えび香(調合した防虫芳香剤)等の香料が多量に収蔵されている。香道家はこの黄熟香を蘭奢待(らんじやたい),全桟香を紅塵(こうじん)と香銘で呼んでいるが,いずれも伝説的な天下第一の名香である。…

【蘭奢待】より

…香木の一種。正倉院宝物の香薬中,目録に黄熟香(おうじゆくこう)と記されている3貫500匁,5尺1寸の香木を香道家は蘭奢待と呼ぶ。木所(きどころ)は伽羅である。…

※「黄熟香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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