黄皮・黄枇(読み)わんぴ

精選版 日本国語大辞典 「黄皮・黄枇」の意味・読み・例文・類語

わん‐ぴ【黄皮・黄枇】

〘名〙 ミカン科小低木。中国南部およびインド原産で、果樹として栽培される。枝、葉柄などにこぶ状の突起が多い。葉は奇数羽状複葉で、五~一三の小葉からなる。各小葉は広卵形または披針形で、長さ六~一三センチメートル。初夏茎頂に白い花が円錐状に集まって咲く。果実はキンカン大で食用にもするが、種子から潤滑油を採る。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android