デジタル大辞泉 「黄色い恋」の意味・読み・例文・類語 きいろいこい〔きいろいこひ〕【黄色い恋】 《原題、〈フランス〉Les Amours jaunes》コルビエールの詩集。1873年に自費出版したものだが、生前は省みられることなく、没後、ベルレーヌが評論「呪われた詩人たち」の中で紹介してから評価を得た。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の黄色い恋の言及 【コルビエール】より …病弱のため学業を諦め,生涯の大半を生地ブルターニュの片隅で送った。代表作の詩集《黄色い恋》(1873)は,象徴主義文学の時代にあって,独自の孤独な憂鬱と皮肉とを,繊細に,しかも自由にうたい上げている。無名のうちに死んだが,ベルレーヌがその著《呪われた詩人たち》の増補版で彼を取り上げたことにより,ひろく読まれるようになった。… ※「黄色い恋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by