黄花岡蜂起(読み)こうかこうほうき

百科事典マイペディア 「黄花岡蜂起」の意味・わかりやすい解説

黄花岡蜂起【こうかこうほうき】

中国,清末1911年4月27日(旧暦3月29日),黄興中国同盟会会員が広東省城奪取を目的広州で起こした武装蜂起事件。広州三・二九革命とも。両広総督公署を襲い失敗。黄花岡はこの時の犠牲者87名の埋葬地で広州郊外にある。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の黄花岡蜂起の言及

【黄興】より

…同盟会時代,黄興は武装蜂起の前線指揮官として八面六臂の活躍をし,敵からもその豪胆を称賛された。とりわけ有名なのが必敗覚悟で決起し九死に一生を得た黄花岡蜂起である。武昌蜂起の成功後,革命軍の戦時総司令となり,中華民国臨時政府では陸軍総長となった。…

※「黄花岡蜂起」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android