黄花石斛(読み)きばなのせっこく

精選版 日本国語大辞典 「黄花石斛」の意味・読み・例文・類語

きばな‐の‐せっこく‥セキコク【黄花石斛】

  1. 〘 名詞 〙 ラン科の常緑多年草。四国、九州、沖縄の山地で木の幹や岩石上に着生し、通常やや下垂する。長さ二〇~五〇センチメートル。茎は叢生し、円柱状で節が目立つ。葉は革質で長楕円状披針形で二列に互生する。八月ごろ、細い花柄を出しセッコクに似て淡黄緑色の花を三~八個つけ、横向きに開く。花は径約三センチメートル、唇弁倒卵形で暗紫色斑がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「黄花石斛」の解説

黄花石斛 (キバナノセッコク)

学名Dendrobium tosaense
植物。ラン科の常緑蘭,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android