黄鸝(読み)コウリ

精選版 日本国語大辞典 「黄鸝」の意味・読み・例文・類語

こう‐りクヮウ‥【黄鸝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「こうらいうぐいす(高麗鶯)」の異名
    1. [初出の実例]「山中杜鵑、黄鸝交声尤有興」(出典:実隆公記‐文亀三年(1503)五月八日)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐絶句〕
  3. 銭二百文をいう。
    1. [初出の実例]「慶新晩飡、西庵無しめし。問其直則黄鸝云爾」(出典蔭凉軒日録‐明応元年(1492)一〇月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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