高麗鶯(読み)コウライウグイス

デジタル大辞泉 「高麗鶯」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐うぐいす〔カウライうぐひす〕【高×鶯】

スズメ目コウライウグイス科の鳥。全長26センチくらい。全体に黄色で、尾や翼の先、目から後頭部にかけて黒い。中国朝鮮半島東シベリア分布。日本では迷鳥。鳴き声がよい。ウグイスとは別種黄鶯こうおう黄鳥こうちょう朝鮮鶯

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関連語 黄鶯 名詞

精選版 日本国語大辞典 「高麗鶯」の意味・読み・例文・類語

こうらい‐うぐいすカウライうぐひす【高麗鶯】

  1. 〘 名詞 〙 コウライウグイス科の鳥。全長約二六センチメートルで、ツグミよりやや大きい。雌雄ともに美しい黄色で、目から後頭部にかけて黒帯があり、翼、また尾にも黒色部がある。くちばしは桃紅色。中国、朝鮮などアジア大陸で繁殖し、冬は南へ渡る。日本では少数旅鳥としてまれに訪れ、対馬などではほぼ毎年見られる。鳴き声がよいことからウグイスの名がある。日本にも飼鳥として輸入される。ちょうせんうぐいす。おうちょう。〔生物学語彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「高麗鶯」の解説

高麗鶯 (コウライウグイス)

学名Oriolus chinensis
動物。コウライウグイス科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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