黒井地村(読み)くろいじむら

日本歴史地名大系 「黒井地村」の解説

黒井地村
くろいじむら

[現在地名]三間町黒井地

三間盆地の北部に位置し、三間川の支流内平うちひらたに川に沿う村で、南は戸雁とがり村、西は中山なかやま池を隔てて大藤おおふじ村に接する。慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)宇和郡の項に「黒井地村 茅山有」と村名がみえる。吉田藩領であった。太閤検地石高は六二三石一斗八升、正保検地の石高は七九五石四升六合である。

村内の正法しようほう寺は真言宗に属し、歓喜山と号し、高野山金剛三昧院の末寺

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android