黒保根村
くろほねむら
面積:一〇二・三九平方キロ
勢多郡の中央部やや東寄りに位置し、北は利根郡利根村、東は東村、南は山田郡大間々町、西は新里村・富士見村。赤城山の東南面に位置する山村で、南端近くを渡良瀬川が南西流、村内を南流する田沢川・小黒川などが合流する。渡良瀬川右岸沿いに国鉄足尾線・国道一二二号が走るが、この国道は慶長一六年(一六一一)下野の足尾銅山(現栃木県上都賀郡足尾町)が稼行を開始したのに伴って整備されたもので、江戸時代には銅山街道(日光社参にも用いられたため日光裏街道とも)とよばれた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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