黒川フシ(読み)クロカワ フシ

20世紀日本人名事典 「黒川フシ」の解説

黒川 フシ
クロカワ フシ

大正・昭和期の社会事業家 社会福祉法人乳児保護協会会長。



生年
明治21(1888)年6月13日

没年
昭和38(1963)年12月8日

出生地
山口県

旧姓(旧名)
平口

主な受賞名〔年〕
朝日賞〔昭和35年〕

経歴
関東大震災後の大正13年、夫の黒川直胤とともに神奈川県乳児保護協会を設立。以来、貧しい家庭の乳幼児保護及び養育生涯を捧げる。母子福祉事業の促進をはかるため、昭和18年に愛児会館を開設。さらに、20年には白百合農園を開き、多角的な乳幼児保護事業を展開した。それらの功績が認められ、35年には朝日賞を受賞

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒川フシ」の解説

黒川フシ くろかわ-フシ

1888-1963 大正-昭和時代の社会事業家。
明治21年6月13日生まれ。キリスト教洗礼をうける。関東大震災後,夫黒川直胤と横浜に神奈川県乳児保護協会を設立。夫の死後も昭和18年愛児会館の建設,20年白百合農園の開設など母子福祉事業につくした。昭和38年12月8日死去。75歳。山口県出身。旧姓は平口。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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