黒河川(読み)くろこがわ

日本歴史地名大系 「黒河川」の解説

黒河川
くろこがわ

黒河山に源を発し、北流して公文名くもんみようを通り、和久野わくのしようノ川に合流する。延長約二九キロ。当河川の形成した扇状地上に多数の村々が開かれているが、度々氾濫し、慶長(一五九六―一六一五)から寛永(一六二四―四四)期の水害では金山かなやま櫛林くしばやしの村々の耕地砂礫が入り荒地と化した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android