黒海沿岸平原(読み)こっかいえんがんへいげん(その他表記)Prichernomorskaya nizmennost'

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒海沿岸平原」の意味・わかりやすい解説

黒海沿岸平原
こっかいえんがんへいげん
Prichernomorskaya nizmennost'

ウクライナ,モルドバ両国南部の平原。西はドナウ川から東はカリミウス川まで,黒海アゾフ海に面して広がる標高 10~150mの平地で,ドネプル川南ブーグ川ドネストル川などの広い河谷で区切られている。海岸地帯は崖をなしているところが多く,ドネプル川やドネストル川などの河口には三角江が形成されている。主として黒土からなり,発達した農業地帯の一つである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む