黒熱病(読み)こくねつびょう

精選版 日本国語大辞典 「黒熱病」の意味・読み・例文・類語

こくねつ‐びょう ‥ビャウ【黒熱病】

〘名〙 アフリカ中近東南米フィリピンインドなどに存在する原虫感染症一種日本では発生していない。急に発病し、寒け、ふるえを伴って高熱を発する。いったん下熱するが、この症状をくり返す。カラアザール

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デジタル大辞泉 「黒熱病」の意味・読み・例文・類語

こくねつ‐びょう〔‐ビヤウ〕【黒熱病】

カラ‐アザール

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黒熱病」の意味・わかりやすい解説

黒熱病
こくねつびょう

カラアザール」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の黒熱病の言及

【リーシュマニア】より

…ハエの体内では,長さ10~20μmの細長い形をしており鞭毛を有する。リーシュマニアには,黒熱病(カラアザール)をひき起こすドノバニL.donovani,東洋腫をひき起こすトロピカL.tropicaなどが知られている。黒熱病では,サシチョウバエに刺された後,1ヵ月後くらいから脾臓が腫大し,皮膚に黒褐色の沈着が生じる。…

※「黒熱病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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