20世紀日本人名事典 「黒田政憲」の解説 黒田 政憲クロダ セイケン 明治・大正期の窯業技術家 生年明治3年(1870年) 没年大正7(1918)年10月9日 出生地福岡県 学歴〔年〕東京職工学校(現・東京工業大学)卒 経歴兵庫県津名郡立陶器学校校長を経て、明治33年愛知県の瀬戸陶器学校校長に転じ、同陶磁器試験場長を兼ねる。この間、清(中国)の商工業を調査し、42年四川省の工業学堂に招かれて教鞭を執り、その工業試験所にも兼務した。44年帰国して佐賀県立有田工業校校長となる。大正3年佐賀県技師も兼任した。著書に「実用製陶学」「瀬戸の陶業」、訳書にコーレマン「分析書」、ランゲベック「陶器製造化学」、ジャックソン「窯業計算書解釈」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田政憲」の解説 黒田政憲 くろだ-せいけん 1870-1918 明治-大正時代の窯業技術者。明治3年生まれ。兵庫県津名郡立陶器学校,愛知県の瀬戸陶器学校の校長をへて,明治44年佐賀県立有田工業校長。大正3年同県技師もかねた。一時,中国四川省の中学でもおしえた。大正7年10月9日死去。49歳。福岡県出身。東京職工学校(現東京工業大)卒。著作に「実用製陶学」「瀬戸の陶業」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by