黒革威(読み)クロカワオドシ

デジタル大辞泉 「黒革威」の意味・読み・例文・類語

くろかわ‐おどし〔くろかはをどし〕【黒革威】

よろいの一。藍で濃く染めた黒革で威したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黒革威」の意味・読み・例文・類語

くろかわ‐おどしくろかはをどし【黒革威】

  1. 〘 名詞 〙(よろい)の威(おどし)一種。藍を深く染めた黒革を細く裁ち切って威したもの。
    1. [初出の実例]「覚明が体たらく、かちの直垂に黒革威の鎧きて、黒漆の太刀をはき」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android