黒鳥毛(読み)クロトリゲ

デジタル大辞泉 「黒鳥毛」の意味・読み・例文・類語

くろ‐とりげ【黒鳥毛】

やりさや馬印の先などを飾るのに用いた、黒色の鳥の羽。

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精選版 日本国語大辞典 「黒鳥毛」の意味・読み・例文・類語

くろ‐とりげ【黒鳥毛】

  1. 〘 名詞 〙 槍の鞘(さや)指物(さしもの)、馬印などの先を飾るために用いた黒い鳥の羽。
    1. [初出の実例]「そこへ行くと、千段巻の柄のついた黒鳥毛の鎗から、永楽通宝の紋じるしまで」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)

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