デジタル大辞泉 「黙示録の洞窟」の意味・読み・例文・類語 もくしろく‐の‐どうくつ【黙示録の洞窟】 《Spilaio Apokalipsis/Σπήλαιο Αποκάλυψης》ギリシャ東部、エーゲ海に浮かぶパトモス島にある洞窟。紀元1世紀末に聖ヨハネが同島に流刑にされ、この地で神の啓示を受けて黙示録を書いたとされる。1999年に「パトモス島の神学者聖ヨハネ修道院と黙示録の洞窟の歴史地区(コーラ)」として世界遺産(文化遺産)に登録された。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界の観光地名がわかる事典 「黙示録の洞窟」の解説 もくしろくのどうくつ【黙示録の洞窟】 ギリシアのドデカニソス諸島のパトモス島、聖ヨハネ修道院のある中心市街ホーラと港町スカラの間にある斜面の洞窟。パトモス島はローマ帝国時代、キリストの十二使徒の一人である聖ヨハネの流刑地となった島である。聖ヨハネはこの洞窟で神の啓示を受け、ホラで福音書や黙示録を執筆したとされている。この黙示録の洞窟には、彼が啓示を受けたとされる場所や、神の声が下ったときに割れたとされる岩が残っている。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報