鼎臣(読み)テイシン

デジタル大辞泉 「鼎臣」の意味・読み・例文・類語

てい‐しん【×鼎臣】

三公地位にある臣。大臣
本朝―の外相げさうをもって」〈平家・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼎臣」の意味・読み・例文・類語

てい‐しん【鼎臣】

〘名〙 (鼎(かなえ)は三本足であるところから) 三公の位にある臣。大臣。
※平家(13C前)三「本朝鼎臣の外相をもて、異朝富有の来客にまみえむ事、且は国の恥、且は道の凌遅なり」 〔後漢書‐李膺伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「鼎臣」の読み・字形・画数・意味

【鼎臣】ていしん

三公。

字通「鼎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android