鼠餅村(読み)ねずもちむら

日本歴史地名大系 「鼠餅村」の解説

鼠餅村
ねずもちむら

[現在地名]上宝村鼠餅

高原たかはら川中流左岸河岸段丘にあり、北方対岸は長倉ながくら村。慶長一八年(一六一三)の飛騨国郷帳にねすもち村とあり、高原郷に属し、高二五石余。元禄検地反歩帳によると、高二二石余、田二反余・畑九町八反余。「飛騨国中案内」では免二割四分八厘八毛、家数二六はみな百姓。天明八年(一七八八)の村明細帳によると、田一石余・畑二四石余、反別田二反余・畑一一町四反余、新田として畑二二石余・反別一九町四反余、家数二五、男七五・女六七、牛二二。「斐太後風土記」によると、枝村に大原おおはら蓑谷みのだにがあり、村域は本村が縦七町・横六町半、家数二五・人数一六〇余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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