精選版 日本国語大辞典 「鼻に手を当てる」の意味・読み・例文・類語 はな【鼻】 に 手(て)を当(あ)てる ① 呼吸の状態をしらべる。寝息をうかがう。また、生命の状態を確かめる。[初出の実例]「風吹ばはなに手あつるはるべかな〈重次〉」(出典:俳諧・蛙井集(1671))② ( 呼吸の状態を判断して ) 息のある限り使いまくる。思うままに酷使する。[初出の実例]「一日も是に居ますうちは、鼻に手を当て見てつかはしゃりませい」(出典:浮世草子・西鶴織留(1694)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例