龍虎塔〈蓮池潭風景区内〉(読み)りゅうことう〈れんちたんふうけいくない〉

世界の観光地名がわかる事典 の解説

りゅうことう〈れんちたんふうけいくない〉【龍虎塔〈蓮池潭風景区内〉】

台湾島南部の高雄カオシュン)の北約10kmにある、蓮花潭(湖)のほとりに1976年に建てられた、中国様式の7層の2つの塔。この蓮池潭一帯は、風光明媚なことから風景区に指定されている。一方の塔の入り口が龍になっており、この塔とつながっているもう一つの塔にある出口が虎になっている。龍塔の内部には「二十四孝子」(中国人が親孝行の模範としている)や悪人地獄で受ける「閻魔大王審罰刑図」などの絵が、虎塔には「十二賢士」や天国の世界を描いた「十殿玉皇大帝三十六宮将図」などの絵がある。この塔から約700m離れたところに春秋閣がある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

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