龍象(読み)りゅうぞう

精選版 日本国語大辞典 「龍象」の意味・読み・例文・類語

りゅう‐ぞう‥ザウ【龍象】

  1. 〘 名詞 〙 仏語
  2. 高徳のすぐれた人物を龍と象にたとえたことば。多く聖者・高僧の意に用い、また、僧の敬称としても用いる。りょうぞう。
    1. [初出の実例]「延之龍象、衍之涌泉」(出典:性霊集‐六(835頃)右将軍於華山宅設左僕射大祥斎願文)
    2. [その他の文献]〔臨済録〕
  3. 象のこと。〔普曜経‐五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android