こうこう(くわうくわう)

普及版 字通 の解説

】こうこう(くわうくわう)

剛直のさま。〔後漢書、方術上、郭憲伝〕時に匈奴數(しばしば)塞を犯す。之れを患(うれ)ふ。~(憲)諫爭して合はず。~、兩をして、扶(たす)けて殿を下らしむ。、亦た拜せず。曰く、常(かつ)て聞く、關東たり郭子と。(つひ)にならずと。

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紘】こうこう(くわうくわう)

綿で作った、冠の左右の飾り。〔晏子、外、重而異者九〕冕(べん)の(りう)るは、見る多きを惡(にく)むなり。紘充耳は、聞く多きを惡むなり。

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】こうこう(くわうくわう)

多いさま。早いさま。また、音の轟くさま。〔漢紀、哀帝紀上〕(建平元年春正月)丁未、白氣り、天にく。廣き處は一疋の布の如く、長さ十餘西南に行き、として雷の如し。一にして止む。

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】こうこう(くわうくわう)

うぶ声。幼児のなく声。やかましい。また、音がそろう。〔詩、周頌、執競〕たり 磬(けいくわん)(楽器)將將(さうさう)たり すこと穰穰(じやうじやう)たり

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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