びりっこ(読み)ビリッコ

デジタル大辞泉 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

びり1」に同じ。
名札の―にかかってることも」〈中勘助銀の匙

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精選版 日本国語大辞典 「びりっこ」の意味・読み・例文・類語

びりっ‐こ

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「こ」は接尾語 ) いちばんあと。よいものから順序をつけた場合の最後。最下等。びり。びりっこけ
    1. [初出の実例]「名札のびりっこにかかってゐることも」(出典:銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前)
  3. 女の子ども。娘。
    1. [初出の実例]「びりっ子が有てつん出すひざかしら」(出典:雑俳・川柳評万句合‐宝暦一一(1761)八月五日)

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