ダ・キ・ズイ・おしおとす(漢字)

普及版 字通 の解説


10画

(異体字)
11画

[字音] ダ・キ・ズイ
[字訓] おしおとす

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(妥)(だ・すい)。は女を上から抑える形。〔説文十二上に「摧(お)(推)すなり」とし、「一に曰く、兩手もて相ひ切するなり」(段注本)という。二徐本は字をに作るが、声義ともにとするのがよい。おしおとし、おさえるようにする意。また隋と通じ、食物を祭ることをいう。

[訓義]
1. おす、おしおとす、おさえる、くじく。
2. 隋と通じ、食物を祭る、祭。

[古辞書の訓]
名義抄 アサル・ナヅ・モム 〔立〕 トル

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android