ハク・かいがらぼね(漢字)

普及版 字通 の解説


20画

[字音] ハク
[字訓] かいがらぼね

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(ふ)。〔説文四下に「甲なり」とあり、肩胛骨。かいがらぼね、また、かたぼねという。(ふ)と通じ、ひざぼねをいう。

[訓義]
1. かいがらぼね、かたぼね。
2. 膊と通用し、ひざぼね。

[古辞書の訓]
名義抄 カタ・カタノホネ/膊 カタ・カイカネ・ハギ 〔立〕 カタハラ・カタノホネ 〔字鏡集 ハギ・カタ・ヒラク・カタノホネ・シシムラヲサク・カイカネ・ヒヂ

[下接語]
・後・前

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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