ベツ・たび・くつした(漢字)

普及版 字通 の解説


24画

(異体字)
24画

[字音] ベツ
[字訓] たび・くつした

[説文解字]

[字形] 形声
声符は蔑(べつ)。〔説文五下に「足衣なり」とあり、たびの類。皮・・革・巾などで作り、それぞれ蔑声の字がある。〔左伝、哀二十五年〕「して席に登る」とあり、非礼のこととされた。竹で編んだ敷物席という。編み合わせて作るたびの類を、というのであろう。

[訓義]
1. たび、くつした。
2. 末をいう。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 なり。志太久豆(したぐつ) 〔名義抄 シタウヅ・シタクラ/ シタウヅ

[熟語]

[下接語]
・解・係・結・刺・青・素・著・布・羅・覆

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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