非礼(読み)ヒレイ

デジタル大辞泉 「非礼」の意味・読み・例文・類語

ひ‐れい【非礼】

[名・形動]礼儀にそむくこと。また、そのさま。「非礼をわびる」「非礼言動
[類語]無作法失礼失敬無礼ぶしつけ欠礼不敬無遠慮礼を失する遠慮会釈もない忌憚ない・馴れ馴れしい

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精選版 日本国語大辞典 「非礼」の意味・読み・例文・類語

ひ‐れい【非礼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 礼でないこと。礼儀にはずれること。また、そのさま。そのような行儀。無礼。失礼。
    1. [初出の実例]「筆跡狼藉莫非礼」(出典明衡往来(11C中か)中本)
    2. 「をのれが分際に過たる礼法はみな非礼にして驕奢となるものなり」(出典:町人嚢(1692)二)
    3. [その他の文献]〔論語‐顔淵〕

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普及版 字通 「非礼」の読み・字形・画数・意味

【非礼】ひれい

礼にそむく。〔公羊伝、桓二年〕賂(ろ)を受けて大(い)るるは、禮に非ざるなり。

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