三日市場(読み)みつかいちば

日本歴史地名大系 「三日市場」の解説

三日市場
みつかいちば

戦国期甲府城下町西の出入口付近にあった市場。江戸時代元三日もとみつか(現朝日二―三丁目など)付近に比定される。「一蓮寺過去帳」には大永六年(一五二六)二月一五日供養の衆一房に三日市場の記載があり、「武田家日坏帳」には天文一二年(一五四三)三月一〇日供養の「府中三日市場鮎川孫三郎」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android