久米鳥島(読み)くめとりしま

日本歴史地名大系 「久米鳥島」の解説

久米鳥島
くめとりしま

久米島の北約二三キロに位置し、面積〇・〇六平方キロ、最高点一九メートルの低島。単に鳥島ともいい、方音ではクミトゥイといい、トゥイシマグヮーともよぶ。もと仲里なかざとう間切宇江城ういーぐしく村に所属。地形は北側の新生代第四紀更新世琉球石灰岩の海岸段丘と、その南側の同完新世沖積層の砂洲からなる。周囲は最大幅約五〇〇メートルのサンゴ礁に縁取られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android