那覇の西北西約五六キロに位置し、面積三・四六平方キロ。
渡名喜集落にある
グスク時代の
成化一二年(一四七六)九月一五日の符文(「歴代宝案」第一集巻二三)に、尚円王の使者として渡唐した
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
沖縄県の慶良間(けらま)列島の北西約20kmにある島。面積3.5km2。西方約4kmにある無人島の入砂(いりすな)島とともに島尻郡渡名喜村を形成する。人口452(2010)。島の北部に火成岩からなる西ノ森(146m)があり,南部には古生代の堆積岩,変成岩からなる大岳(うふたき)(179m)などの山地が多く,中央部のわずかな低地に集落がある。1905年にカツオ漁が始まり,第2次世界大戦前にはパラオ諸島,サイパン島などへ漁業移民が進出,島の経済は海外からの送金によって支えられた。集落周辺の畑には,琉球王府時代に耕地を短冊形に区分した地割制のなごりがみられる。人口減少と高齢化が著しい。現在は半農半漁の島で,唯一の換金作物であるニンジンが栽培される。第2次世界大戦前や戦後に盛んであった養豚は近年減少している。漁業はカツオ漁が中心である。水道は海水の淡水化によって給水されている。那覇港との間に定期船が通じる。
執筆者:堂前 亮平
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
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