乱心地(読み)みだりごこち

精選版 日本国語大辞典 「乱心地」の意味・読み・例文・類語

みだり‐ごこち【乱心地】

  1. 〘 名詞 〙 とり乱した心。思い悩む心。また、すぐれない気分病気状態。みだれごこち。
    1. [初出の実例]「みだり心ちはまだおこたりはてねど」(出典:大和物語(947‐957頃)一〇一)

みだれ‐ごこち【乱心地】

  1. 〘 名詞 〙みだりごこち(乱心地)
    1. [初出の実例]「みだれ心地いとあやしう侍りて」(出典:大鏡(12C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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