今日か明日か(読み)キョウカアスカ

デジタル大辞泉 「今日か明日か」の意味・読み・例文・類語

今日きょう明日あす

その日を心待ちに待つさま。「今日か明日かと待ちわびる」
死期などが差し迫っているさま。「今日か明日かの身」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「今日か明日か」の意味・読み・例文・類語

きょう【今日】 か 明日(あす)

  1. その日の来るのを待ちのぞむさまをいう。
    1. [初出の実例]「𣑥衾(たくぶすま)新羅へいます君が目を家布可安須可(ケフカアスカ)と斎(いは)ひて待たむ」(出典万葉集(8C後)一五・三五八七)
  2. 死期などがさしせまったさま。
    1. [初出の実例]「我も、けふかあすかの心地して物心細ければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)柏木)

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