心待ち(読み)ココロマチ

デジタル大辞泉 「心待ち」の意味・読み・例文・類語

こころ‐まち【心待ち】

[名](スル)心中で待ち望むこと。「心待ちにしたデートの日」「合格吉報心待ちする」
[類語]待つ待ち構える待ち受ける控え控える待ち設ける待ち伏せる待ち侘びる待ちあぐむ待ちあぐねる待ちくたびれる待ち明かす待ち伏せ待ちぼうけ待機鶴首満を持す手薬煉てぐすね引く首を長くする爪を研ぐ身構える身構えスタンバイ待ち遠しい待ちどお待ち望む待ち焦がれる待ち兼ねる待望切望熱望希求願う一日千秋腕をさする腕をしびれを切らすそわそわ待てど暮らせど待ち切れない

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精選版 日本国語大辞典 「心待ち」の意味・読み・例文・類語

こころ‐まち【心待】

  1. 〘 名詞 〙 心の中で、期待しながら待っていること。
    1. [初出の実例]「面々、興あるわざは侍にこそおもしろしと云て、〈略〉今や今やと心まちに待かけける」(出典:御伽草子・あしびき(室町中))

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