古茂口村(読み)こもぐちむら

日本歴史地名大系 「古茂口村」の解説

古茂口村
こもぐちむら

[現在地名]館山市古茂口

飯沼いいぬま村の東に位置し、汐入しおいり川の上流右岸に展開する。薦口とも記した。慶長二年(一五九七)の安房国検地高目録では高五〇五石余(うち田三三一石余)、同一五年の里見家分限帳では一門衆薦野甚五郎の給知。正保郷帳では高六九一石余(うち田四七七石余)で旗本本多領。天保一四年(一八四三)の忍藩領郷村高帳に村名がみえ、房陽郡郷考でも同藩領で、高六九三石余、家数八二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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