喜多六平太能静(読み)きた ろっぺいた のうせい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「喜多六平太能静」の解説

喜多六平太能静 きた-ろっぺいた-のうせい

1814-1869 江戸時代後期の能役者シテ方。
文化11年生まれ。喜多流11代七大夫長景の4男。文政8年喜多流12代となり,門弟多数を養成。将軍徳川家茂保護をうけて隆盛をほこったが,家茂の死後喜多家は衰退した。明治2年5月24日死去。56歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android