天つ神の御子(読み)あまつかみのみこ

精選版 日本国語大辞典 「天つ神の御子」の意味・読み・例文・類語

あまつ【天つ】 神(かみ)の御子(みこ)

  1. 高天原の神の子。また、その子孫である天皇
    1. [初出の実例]「天(あまツかみ)の御子随(ながら)も天に坐す神の依さし奉りし随(まにま)聞し看し来つる此の天つ日嗣(ひつぎ)高御座の業と」(出典続日本紀‐文武元年(697)八月一七日・宣命)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android