奥之島村(読み)おくのしまむら

日本歴史地名大系 「奥之島村」の解説

奥之島村
おくのしまむら

[現在地名]近江八幡市島町しまちよう沖島町おきしまちよう

奥島の北部先端にあり、北から西にかけては琵琶湖に面し、東は白部しらべ村・王之浜おうのはま村。集落の中心は村の大部分を占める奥島おくのしま山の南麓に位置し、枝郷に山口やまぐちがある。中世は奥島庄として推移。江戸時代の領主変遷王之浜村に同じ。寛永石高帳によれば高五一三石余、村高のほかに高二一石余がみえ、これは枝郷の山口分。元禄八年(一六九五)の人数は六七八(大洞弁天寄進帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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