安養寺 俊親(読み)アンヨウジ トシチカ

20世紀日本人名事典 「安養寺 俊親」の解説

安養寺 俊親
アンヨウジ トシチカ

昭和期の労働運動家 総評副議長;ILO理事



生年
大正7(1918)年11月30日

没年
昭和49(1974)年8月28日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
田川中学校卒

経歴
中学卒業後、八幡製鉄に入る。戦後23年、福岡県庁に勤め、福岡県職員組合の執行委員から支部長、副委員長を経て28年に委員長。32年には全日本自治団体労働組合(自治労)福岡県連合会委員長から同本部副委員長。34年、共産党系から推され書記長。35年には栗山益夫委員長らの主流派(社会党系)に転じ自治労の統一賃上げ闘争を指導、地方公務員の賃金水準引き上げを実現した。47年、国際労働機構(ILO)の理事に当選。同年総評副議長になった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「安養寺 俊親」の解説

安養寺 俊親 (あんようじ としちか)

生年月日:1918年11月30日
昭和時代の労働運動家。日本労働組合総評議会副議長;ILO理事
1974年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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