室根村(読み)むろねむら

日本歴史地名大系 「室根村」の解説

室根村
むろねむら

面積:九六・九一平方キロ

東磐井郡南東端にあり、東は君が鼻きみがはな(六五三メートル)笹森ささもり(四六〇・八メートル)大森おおもり(七六〇・二メートル)などの山を境に陸前高田りくぜんたかた市、宮城県気仙沼けせんぬま市・本吉もとよし本吉町、北西端は村名の由来となった室根山(八九五・四メートル)を隔て大東だいとう町、西・南は砥石といし(四四二メートル)などの低い山で千厩せんまや町・藤沢ふじさわ町などに接する。耕地は室根山麓や中央を東流するおお(太田川ともいう)と、南流する津谷つや川沿いに開けるが山地が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android