小坪瀬村(読み)こつもせむら

日本歴史地名大系 「小坪瀬村」の解説

小坪瀬村
こつもせむら

[現在地名]十津川村大字小坪瀬こつぼせ

西にし川の上流天上てんじよう山の西方立地十津川郷のうち。元禄郷帳に初めて村名がみえ、「コツモセ」と訓ずる。村高四・四六六石、幕府領。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)には杉角尺〆三一〇本、檜角尺〆一〇〇本、椴栂松尺〆五〇本、椶櫚皮一千九〇〇枚、割菜二六貫目、楮二四貫目、椎茸二五貫目、松煙六〇貫目、蜂蜜七貫目とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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