旅籠磯巾着(読み)はたごいそぎんちゃく

精選版 日本国語大辞典 「旅籠磯巾着」の意味・読み・例文・類語

はたご‐いそぎんちゃく【旅籠磯巾着】

  1. 〘 名詞 〙 ハタゴイソギンチャク科の刺胞動物。奄美諸島以南のサンゴ礁にすむ。大形のものでは口盤が直径三〇~六〇センチメートルになる。口盤は赤褐色周囲は橙色をし、数個ひだがあり、その上に灰色または褐色多数の短い触手が密生する。小形魚のクマノミなどが共生することで知られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「旅籠磯巾着」の解説

旅籠磯巾着 (ハタゴイソギソチャク)

学名Stoichactis kenti
動物。ハタゴイソギンチャク科の海産動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android