木原月村(読み)きはらづきむら

日本歴史地名大系 「木原月村」の解説

木原月村
きはらづきむら

[現在地名]門前町木原月

馬場ばんば村の南東滝町たきまち村の南、仁岸にぎし川上流南岸で高爪たかつめ山北麓山地に立地。天正一九年(一五九一)一〇月奥野与兵は「木原月村」の八一俵四斗二升を含めた扶持を与えられている(「前田利家黒印状」奥野文書)正保郷帳では高四二石余、田方一町八反余・畑方一町余。承応三年(一六五四)の村御印では同高、免四ツ一歩(能登奥両郡収納帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android