梨状果(読み)ナシジョウカ

デジタル大辞泉 「梨状果」の意味・読み・例文・類語

なしじょう‐か〔なしジヤウクワ〕【梨状果】

花托がく基部多肉となって子房を覆い、果実の主要部分となる果実。ナシリンゴなどにみられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「梨状果」の意味・読み・例文・類語

なしじょう‐かなしジャウクヮ【梨状果】

  1. 〘 名詞 〙 果実の一種。受精後発達して果実となる子房が、肥大した花托と癒合したもの。バラ科植物のうちナシ類にみられる。ナシ・リンゴなど食用となるのは花托の部分である。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android